コーチング

「自分に自信がないんです」それってもしかすると・・・

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「自分に自信がない」

コーチングのきっかけとして、本当に良くあるテーマです。

その中にはどんな思いが?と聞くと

だって、あれもできない。
そして、これもできない。

思いよりも、できない『こと』がいっぱい出てきます。

そっかそっか。

ねぇ、それ以前にね
これまでに何かやってたこと、没頭してたこと

諦めませんでした?
やめませんでした?

あなたまさか・・・

サッカー?
ピアノ?
ギター?
図書館司書の夢?
ケーキ屋さんの夢?
音楽家の夢?
パイロットの夢?

そもそも、真面目にやること?
努力すること?

そもそもなまけものなんだよねー、とか
休日ダラダラ眠るのが一番の幸せとか。

で、一番自分の心が動くことを止めて
自分の心が動かないことがんばってませんか?

心が動かないことがんばれるのに、心が動くことをがんばれないの?

よく考えると・・・変ですよね。

ここまで、具体的でなくても

あんな感じになれればいいよな。
毎日あんなんだったら、心が喜ぶよな。

でも無理だよな。

苦手な方やろう・・・。

まさかあなた・・・

どMですか?

苦手だからこそ、多いに意味ある!

ちょっとがんばって。
自分の心と向き合ってみましょうよ。

言葉にならなくていい。
形にならなくてもいいです。
説明なんか出来なくてもいいんです。

でもあなたのイメージの中で

どんな感覚?
どんな感触?
例えば、色でいうならどんな感じ?

どMも心から嬉しいならいいけど。
趣味趣向は各個人の自由だけど。

もし苦しいのなら
もし嬉しくないのなら
自分の望む方向と向き合いましょうよ。

理性はちょっと、横においておいて。

お金が気になるなら、1億くらいもらったと仮定して。

そうしたら。不安がないなら。
自分に問いかけてみてください。

毎日どうしたいの?

それをしたらどんな気持ちになるの?


そんな気持ちのあなたは、どういう顔してるの?

その時のあなたの在り方(being)はどう見える?

自信も資格もただの卒業証書

自信ってあるようでないもので。
持論としては、あるステージを終えた卒業証書のようなものだと思っています。
自信がないと出来ないことなんて何もないんです。

資格とかわかりやすいですよね。

士業など業務独占資格でないかぎり、基本的にはただの卒業証書。
これがないと出来ないことなんてないです。

資格ビジネスが流行ってるのも、「自信がない」ブームにのっているだけ。
誰かが後押ししてくれるという、虎の威を借る感じ。
〇〇認定とかなくても、逮捕されたりしません。

本来資格って、「それが出来る知識、経験を自分は得ました!」っていう卒業証明書。
それがあれば大丈夫!ってものじゃなくてただの土台なんですよね。

自信って、ついたら忘れちゃうもの

だって、
自転車乗れなかった時乗れたら自信つきましたよね?
九九言えるようになった時、「自信もって言える!」って思いませんでした?

きっと、自信ってあってもなくてもいいんです。
それがないといけなかったり、そこに留まって後生持ち歩くものじゃないと思うんです。
ついた途端、自分が次のステージに進むんです。
忘れちゃうんです。

遠出する時、乗り換え怖いわーと思ったら調べますよね?
もしくはスマホあるから大丈夫!って補完案考えるでしょ?
海外旅行とか、文字読めなくてもなんとかなるよう地図広げたり行った人に聞いたり調べますよね?

自信なんていらん!

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考えるのはタダ。
妄想するのタダ。
何の危険もありません。

あなたはお手軽な土台『自信』の先に何を求めてるのでしょう?
『自信』よりもそちらの方が大切なはずです。

まずは『その先』、ビジョンを作りましょう。

ノートに書き出すのでもいい。
一人だと出来ないなら、コーチと一緒でもいい。
あなたのことを全力で信じてくれる誰かがいる、というのはとても力になることです。
定期的に自分を振り返る時間が発生するという強制力も生まれます。

なんにせよ
自信なんて、あなたが過ぎた道に、足跡に、後から生えてくるものです。

『自信がほしい』のその先に。

これまでたくさん
なにかをやめたはずです。
なにかをあきらめたはずです。

そして
なにかをやめたくなかったはずです。
なにかを手放したくなかったはずです。

もちろん、外部要因の場合もあります。

でもそれも含めて、
選んだのは自分自身。

優しさからかもしれない。
恐怖からかもしれない。

でもその選択は、その時のあなたにはbestな選択だったはず。
時間を巻き戻しても、視点・情報が一緒なら必ず同じ選択をするでしょう。

優しさ、恐怖、合理性、余裕。
そのバランスを取った結果、その時のあなたにとっては最善の選択だったはずです。

でも今、その選択に納得いってないのなら、

まずはまっすぐに
現在地を確認してみましょうよ。

大丈夫。

自信なんてお手軽アイテム、
なくたってあなたは進めるよ。



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