コーチング

6年ぶりにストレングスファインダーを受けてみたら、すごく変化していてびっくりしたという話

私は現在コーチングだけではなく、起業家の成長のためのフレームワークであるウェルスダイナミクスを使う、ウェルスダイナミクスコンサルタントとしても活動しています。

ウェルスダイナミクスのプロファイルはゲームでいうところのジョブに似ています。
力が強い、素早さが強い、足が速い。

その特性から自分の、そして他の人の行動パターンを理解することで大切なビジネスを拡大していく。
そんなところに使える理論です。

でもジョブだけではなく、プレイヤーである自分はどんな道具を使うとゲームが進めやすいか。
それがわかると、もっと行動しやすいですよね。

そこにはストレングスファインダーを使うことがあります。

私はストレングスファインダーはちゃんとしたトレーニングを受けてはいないのですが、自分に活用する程度には理解しています。
また、コーチ仲間に米国ギャラップ社でのトレーニングを受けている人もおり、触れる機会も多いです。

で、ですよ。

そんな私が6年ぶりにストレングスファインダーを受けて、自分の変化っぷりに爆笑したお話です。

『がんばり』が表現されてしまっている6年前の結果をご覧ください

6年前、何してたっけ。
まずそこからです。

ふふふ。
今となっては笑っちゃうんですけどね。
私の会社員時代最後のお仕事は、まさかの財務課長です。

ぷぷぷ。
『財務』も『課長』も、両方とも今の自分では考えられない。

なぜ考えられないか。

実は私、強烈な弱みとして理解していることがあります。
数字を覚えること、そして分析が苦手なんです。

中学受験をするために小学生の頃から塾に行っていましたが、社会の先生からどうしてお前は歴史の『年』を覚えてくれないんだ・・・っ!と嘆かれたことは1度や2度ではありません。数字の羅列を覚えるのは小学生時代に放棄しました・・・。
(余談。脳科学者と将棋の羽生さんの講演を聞いたことがあるのですが、この時点で放棄したから私の脳はこの面が弱いみたい。刺激を与えられなかった・・・)

なのに、財務。
なのに、責任がある立場。

なので、弱みを補うべく大量の資料を会議の度持ち歩いていました。
前年の会社の利益すら記憶では怪しいレベルなのです。

当時自分のいたチームで活用するつもりでコーチングトレーニングを受けていましたが、トレーニングが経過して、自分の特性的なものがわかった途端、会社に申し訳ないので会社を辞めました。
絶対この分野で自分が伸びないって、会社のお役に立てないってわかってしまったからです。

そんな私のストレングスファインダーの、当時の結果をご覧ください。

存在感のある資質、『責任感』。

今のところ私のクライアントさんで、『責任感』を上位に持っている方はいません。
コーチ仲間でも聞いたこともありません。

なのにTOP5内で燦然と輝く『責任感』。

なのに、TOP1が『着想』・・・。

現在ストレングスラボというストレングスファインダーコーチ養成スクールを立ち上げられている森川コーチにお会いする機会が当時あり、読み込みをお願いしたところ、

「ふふふ。三重人格だね」

と言われたのは良い思い出・・・。

着想で思いつき、でも責任感で枠を決め、周りの人と交流しながら成長を願う・・・「三つの人生楽しめてお得ですね!」・・・おぉ、そういう解釈もあるのか、と。

当時私のやっていた仕事は比較的守りに入るお仕事。
改善案など思いついて会議で発言しても、思いつくのはお前の役じゃない!とボスからよく怒られていたものです。

そしてこのお仕事はミス厳禁。
通常運行をいかに続けるか、どれだけ完璧に仕上げるか、穴を作らないか。
それが苦手だからこそ、ニョキニョキ伸びた『責任感』。
1つもミスをしないために、自分に余裕を持たせてあげるために、タスク管理を導入したのもこの頃です。

いや〜もう、がんばってる!
すごいがんばってる!
無駄ながんばりとはいわないけど、すごく向いてないがんばり!!成果が出ないがんばり!!

まぁ、よく考えたら「お役に立てないから辞める」という発想も、責任感の発露ですね。

その後6年のびのびと仕事をしたした結果のTOP5

しかし、ですよ。
その後私はコーチングを生業にし、お客さんに経営者は多いにしろ、雇われることなく6年生きてきました。

自分自身ができることを精一杯、クライアントさんのために使おう。
もしくは自分自身を使うことで、誰かの役に立つのであれば企画してみよう、と、やってみたことないことにもいろいろチャレンジしつつ、のびのびと仕事をしています。

そんな私が4月に受けたストレングスファインダーの結果をご覧ください。

質が!
変わりすぎている!!!

すごい簡単に組み合わせて読むと

思いつく。すごい思いつくから人に伝えたい。
説明するし、わかってもらえるし、研鑽してどんどん良いものを作っていきたい!という願いがある。
だって人は変われるし、前へ進みたいよね!
だからどんどん人に会いたい!会いたい!!

・・・という、エネルギーが高すぎる暑苦しい結果が。

ストレングスファインダーの4つの資質でいうと、影響力3、実行力0で戦略的思考がポジティブのみという、ウェルスダイナミクスプロファイルにおける、スターらしい結果。
冷静に物事を進める様子はどこからも見つけることができません。

ちなみにあの存在感のあった『責任感』は23位に後退。
部下の、チームの円滑な業務遂行がなされなかった時の責任はとる!という考え方が質が変わって、『最上思考』になったのかもしれません。

ちなみにボトム、最下位には原点思考、そして回復思考。

一人一人の中にある力を信じてるからこそ、「助けて!ただひたすら助けて!」は興味ないということでしょうか。
今考えると、このブログ内の記事、どれを読んでも回復思考はなさそうですね・・・。

自分で答える分析ツールには『今の自分』が色濃く出る

ストレングスファインダー、ウェルスダイナミクスなど、自己分析ツールの多くは自分で問いに答えていきます。
ですので意識せず回答していくと、今自分が所属している組織の文化、方針、価値観が色濃く反映されてしまいます。

できればそうやって反映されることを理解した上で、ではまっさらな自分だったらどの回答が当てはまるかな?と考えながら回答することがオススメです。

しかし、反映されたとしてもそれが決して間違った結果だ、というわけではありません。

『現時点の自分』から出てくる結果だとこれだ、ならばそれをどう使うか。
合っている合っていない、誰かと一緒だ、などエンタメの道具として使っても価値は発揮できません。

どんな資質にも強みとしての発生、弱みとしての発生、両方の面があります。

じゃあ、今弱みになりがちな資質をどういう流れならスムーズに活かしていくことができるか。
強みとしてでているものは、もっと磨くことはできるのか。

そうやって、成長のために『現時点の自分』の状態把握のために使う。
健康診断的でもありますね。

また、ストレングスファインダーもウェルスダイナミクスも元々はチームビルディングなどに使うための指標。
自分の望む道において、手放したいものは何か。
協力して欲しいものは何か。

アメリカ・ワシントン大学医学部教授ロバート・クロニンジャー氏のパーソナリティ理論における『成長』とは、自分の人生にとって有効である行動を、自然にとれることをさすそうです。

資質を活用してどんどん成長し、どんどん自然になっていく。
そして違いがあるからこそ、人と協力して自分の新しい側面を知り、さらに成長していく。

そのために活用していただければ、お伝えしてるものとしてこんなに嬉しいことはありません。

さいごに

おそらく生まれ持った資質は変わることはないだろうなぁとは思いつつも、自分で答えるテストだからこそ、自己理解の浅さ・思い込みで違う結果が出ることはありそうだなぁとは思っていましたが、自分自身でこれだけ違いがでたので笑ってしまいました。

しかし、これは『違う結果』ではなく、『その時の結果』です。

知れたからこそ、行動が変わった。
変わったからこそ成長し、自然になったからこそ、やっと生まれ持った資質に近い結果が出たということ。

毎日がむしゃらにやってたけど、こうやって客観的(?)な指標で自分の成長が実感できるとは思わなかったなぁ。
とても嬉しいことです。

ちなみに、ストレングスファインダーを受けてみたい方は、TOP5だけであれば書籍『さぁ、才能に目覚めよう』を購入の上その中にあるテストコードで受験できます。34個の資質すべてを見たい方はギャラップ社HPにて受験ができますので見てみてください。
ストレングスファインダーは柔軟性がありすぎて活用が難しい(組み合わせ無限大・・・)ので、ストレングスコーチに読み解いてもらうのもオススメです。

ウェルスダイナミクスの詳細テストについては、私からも購入できるのでご活用ください。

それでは、このブログが読んでくださった方の成長に役立ちますように。
おもしろい未来、作っていきましょうね!(着想×最上思考×ポジティブ)