こんにちは。昨日図書館まで30分の道のりを散歩していたら、突然の坐骨神経痛に襲われて、そこから一歩も動けなくなったコーチ大下千恵(@yawn_c)です。
いや、正確には動けました。動きました。
激痛ではあったのですが、お尻を動かさずに目の前のスタバ(すごい幸運!)まで体を引きずり避難しました。
2時間ほど休憩した後は普通に痛みなく歩けたので、バスに乗って爽やかに帰りました。
あー、怖かった。
今、妊婦さんの体験談は検索すればいくらでも出てくるのですが、それでもなってみないとわからないことが多すぎた!
いつか誰かの役に立てばと思い、ここまでの7ヶ月を1ヶ月ごとに並べてみたいと思います。
ただし、妊婦の状態はかなり個人差が大きいです。
働き方などを考えるためなど、一つの参考例としてお読みください。
妊娠1、2ヶ月目(5、6月) 特に変化はない日々
日常に変化なし。
電車移動などにも問題はなく、仕事にも全く支障なし。
この時は2ヶ月連続で福岡の祖母の様子見に、飛行機に乗って行ってたり。
重い荷物を持ち運んだりもしていた。
当時乗っていた自転車がロードバイクだったこともあり、旦那によって封印される。
放任主義だった旦那が、若干過保護になる。
(大部分では助かる)
妊娠3ヶ月目(7月) とうとうつわりがくる
この月も福岡に行ったが、そのまま祖母が旅立ってしまう。
(祖母にはひ孫ができたことを言うことができなかった)
妊婦が飛行機に乗っていいかは状態によるので、常にお医者さんに相談することオススメ。
実は私の親が弟を妊娠していた時、身内が亡くなったショックで弟の成長が止まる、ということがあったのだが、しっかりお別れできており気が済んでいたからかまだそういう段階まで成長していなかったからか、お子は全く問題なく順調に育つ。
3ヶ月後半から、つわりが始まる。
吐き気と頭痛。
私はどうやらお腹が空くと吐き気がする『食べつわり』だったらしく、ここから昔懐かしアーモンドフィッシュ が手放せなくなる。
(話している最中に突然取り出し、突然小魚を食べはじめる私に驚く友人多数)
不思議なんだけど、なぜか仕事の時(私の場合コーチング中)は気持ち悪くならない。
緊張感と集中力の問題なのだろうか。
元妊婦な方々に聞いてみても、「仕事中はつわりが来にくかった」という意見がちらほらあったので、そういうパターンもあるんだなーくらいに思っていただけると。
ちなみに昔仕事していたお店にいた妊婦の友人は、カウンターに立つのも常に辛そうだった。
つわりの種類は同じ人でも妊娠ごとに違う症状が出るとのことなので、ガチャだと思っていただくしかないんだろう。
このあたりで吐き気がきたらグレープフルーツジュースがスッキリしていいよ!という情報を得て、毎日飲むようになる。確かにちょっとスッキリする。梅干しは食べてみたが、私の体は特に必要としていないらしい。
食べつわりなので、万が一吐いてもすぐに食べないと更に気持ち悪くなるのが辛かった。
(そして食べられる自分に驚いた)
体調によってメールの返信などが遅れることが予想されたので、オンライン秘書さんをこの月からお願いする。
もうね!みんなね!やったほうがいいよ!!お願いしたほうがいいよ!!
助けてもらえるの最高だよ!!
妊娠4ヶ月目(8月) 筋肉がどこかへ行く
相変わらずつわりな毎日。
コーチングの質は落としたくないので、1日に入れる数を減らして対応。
しかしこの月半ばで旦那の体がおかしくなり、1週間ほど入院。
驚きと緊張からか、私のつわり、一時期だけ吹っ飛ぶ。
後半で実家のある広島へ飛行機で帰る。
友人のセミナーを主催したり、カープの応援に行ったりなかなかアクティブに動いたが、体調問題なし。
ただし、アーモンドフィッシュは手放せない。(追加購入)
何もない日は一日中ベッドか和室で伸びている日々。
体を動かしていないので、ここで筋力が著しく落ちる。
ちなみに翌月動けるようになってからは、身体中筋肉痛まみれになるので覚悟しておくといい。
お子については胎動などが全く感じられない段階。
産婦人科での検査が1ヶ月に1回しかないので、毎回生きているのかドキドキする。
そして自分が妊娠したことはこの時点ではクライアントさん以外に言っておらず、人と長い期間の予定を立てるときなどに不便を感じた。
ところでよく妊婦は便秘になりやすく、痔になりやすいというがその傾向はなく、お通じ爽やか。
毎日ロイテリ菌&ビオスリーを飲んでいる成果か?
ただし、膀胱に関しては「数ヶ月後にオムツ生活になっても不思議はないかもしれん…」という恐怖を感じた。
今まで主張していなかった器官が大きくなっているから、どこかの器官が圧迫されることもあるであろう……(震)
妊娠5ヶ月目(9月) マタニティウェアを検討し始める
旦那が最高に体調が悪いが、私も最高に体調が悪くて、老老介護の恐ろしさをこの歳で感じる羽目になった。
二人で和室で伸び続ける日々。
ご飯を用意できる人間が必死に用意する。
あまりの恐怖から、コープなどご飯を配送してくれるネットスーパーを検討し始める。
(コープは子育て・妊婦に対する割引が多いのでオススメ)
愚かしくも台風が来ているときに欅坂46のライブに行く。なんか誰かそろそろいなくなりそうだったので、一度見てみたかったのだ。
(そして残念ながらその予感は的中する…)
しかし、つわりの最中のスタンディングのライブはあまりオススメしない。腰が痛くなる。
千葉開催だったので、電車が動くか(京葉線が止まっていた)、そもそも道中でつわりでオエ〜とかならないか心配だったが、選んだ路線がよかったようで(そしてFBで路線情報をくださったみなさんに感謝!)、座ったまま帰ることができた。
ほぼ1ヶ月ほど最小の動きで毎日を過ごしていたため、30分歩くだけでも足と臀部に筋肉痛が出るようになる。
血の巡りの問題か、息が切れしやすくなる。
フリーランスで仕事している以上、妊娠を公開しないといろいろ差し障りが出ることが出てきたので、ブログ・SNSなどで妊娠を公開。
(お子WEB名:コシタ)
出産する病院を決める。
と同時に、里帰り出産をしないことに決めたので、実母の予定を出産予定日から3ヶ月押さえる。
旦那の体調的に、彼はしっかり寝て、休んでいただかないと怖いからだ。
つわりは最高潮。
しかし、よく言われる味覚の変化などはなかった。
あえて言うなら、食に興味がなくなった気配はあった。
(ただし、食べつわりなので興味がなくてもモリモリ食べる)
服の腰回りが少しずつ入らなくなってきたため、マタニティウェアを買いに行く。
アカチャンホンポ、無印、ユニクロ、guを回って、下着やタイツを大量に買う。
ユニクロは大体の店でマタニティを扱っているが、無印は取扱店舗が少ない。
検索してから行くのが無難。
多くの妊婦さんは旦那さんのお洋服を着てなんとかするらしいが、うちの旦那は細身なので、私の服と余裕は変わらず。屈辱を感じる。産んだら痩せることを誓う。
妊娠6ヶ月目(10月) 電車が辛くなる
つわりが少し落ち着いてくる。
念のため、アーモンドフィッシュは外出時常備してはいるが、買い足さなかった。
頭が正常に動いていることの素晴らしさを感じる。
この辺りから失った筋力を戻すべく、1日1時間ほどの散歩を始める。
祖母の介護の時も思ったが、一度寝つくと筋力を戻すのが大変だ。
そして電車に立って乗ると、横揺れからか腰が痛くなる&つり革を持って踏ん張るのが難しくなる。
そもそも電車移動の機会を大きく減らすが、万が一乗るときは手すりを持って立つか、優先座席近くに行くようにしはじめる。
(特急がある時間は指定席が取れるので、特急に乗る)
マタニティーマークをつけているせいもあり、同じ年齢くらい方は男女問わず席を譲ってくれる。ありがたさしかない。
対して、60代くらいの男性はかなりの高確率でマークを見た直後に目をそらす。
いや、そんなにあからさまに気づいてないふりしなくていいよ…。
身なりがきっちりしている方は、年齢性別問わずそんなことはなく、「品というものはあるんだな…」と思わぬ発見(再認識?)をする。
譲ってもらったときはその場で、そしてその方が立ち去る時(もしくは自分が降りる時)と、2回感謝を伝えるようにする。本当にありがたいのだ。
この月中旬から、コシタの胎動を感じる。
感じる……というか、激しい。いきなり激しい。
内臓がボコボコに蹴られる。
トイレがめちゃくちゃ近くなる。
寝るときに上向きで寝ると、悪夢を見るようになる。
お腹が重たいのだ……。
妊娠7ヶ月目(11月) ポンコツ度上がる
つわり、完全になくなる!
それは嬉しいのだが、私の血液がコシタにどんどん行っているせいか、私のポンコツっぷりが急上昇。
忘れ物がひどくなる。
手に靴下を持ったまま、靴を履こうとした自分に驚く。
セミナー開催時にも、いろいろなものを失くして各方面を驚かせる。(私も驚いた)
タスク管理アプリ『たすくま』、チェックリストアプリ『Wunderlist』、アウトライナーアプリ『Dynalist』が無かったら、もっとひどいことになっていただろう。
(そしてiPhoneを忘れた日は、本当にひどいことになった)
胎動、大盛り上がり。
コーチング中は静かだが、クライアントさんの発言に違和感を感じると暴れるようになる。これ、すごい。なんだろう。二人でコーチングやってる気分。
この月齢だとへその緒を自分に巻いて遊ぶという、恐ろしい遊びをしていると知り震える。
上向きで寝ての悪夢は続行。睡眠が浅くなる。
横向きで寝ても、朝起きたら上向きに寝てるのなんなの私。
よくいわれる腰痛などはないのだが、念のためマタニティーヨガなどを探し始める。
地元になくて途方にくれる。
とりあえず毎日足あげ運動を始める。
つわりもなく、胎動も順調で悩みのない7ヶ月目を終える予定だった……が、冒頭の通り、道端で突然坐骨神経痛と思われる症状が出る。
左臀部が痛くて、足が動かせなくなる。
休めば大丈夫だが、これがここから続くのは恐怖!
早々に対策を練りたい。
さいごに
ここまでの7ヶ月、正直あっという間でした。
つわりの2ヶ月は体力的に辛く、その後2ヶ月〜今は私の人間のタイプ的に、『新しいことを始められない』ということが辛いです。私は多動気味なのです。
ウェルスダイナミクスでいうところの、ダイナモ成分が著しく高いので、止まることが苦手です。
しかしコシタが生まれてみないと、今始めたことが継続できるかどうかわからないので、思いついても始められないー!ジリジリします……。
とはいえ、こんなに静かなお子とぴったりいつも一緒に居られるのも今だけ。
それはそれで大切にしていきたいと思います。
クライアントさんをはじめ、オンライン秘書さんなど仕事で関わってくださってる人たちのおかげでつつがなく仕事を進められていることを感謝します。
友人たちも適時声をかけてくれて、ありがたい限り。
今年は戌年のせいか?SNSを見る限り、毎週友人の誰かにお子が生まれているので、今後とも同級生として情報交換など、いろいろお願いいたしたいところ。
もし妊婦さんがこのブログを目にされたときは、人や物に頼ることを徹底的にやってください。
びっくりするほどいろんなことがままならないから!
(そして、頭がポンコツになるから!)
ちなみに物でいうと、ドラム式洗濯機と食洗機が素晴らしすぎる!
妊娠後期は屈むと腰が痛くなるので、食洗機に入れられないものを洗うのが苦痛です。
(ストウブを洗いながら、ストウブに話しかけるくらいには辛い)
もし妊婦さんの旦那さんがこのブログを目にされたのなら、びっくりするほどままならないことが増えていく奥様に、ちょっと過剰なくらい優しさをあげてください。(でもご自身の健康にもより、気をつけて)
妊婦さんは毎日が戸惑いの連続なので、ネットサーフィンでの調べ物が止まらないという話はよく聞きます。
ありがたいことに大きな異常なくここまできたので大したこと書いていないし、7ヶ月だけですが、この経験談が誰かの未来の予測をちょっとだけでも手伝えて、気持ちを落ち着けることができますように。
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