新年あけましておめでとうございます!
いや〜、年末は仕事がちぃともおさまらず、ついに年内に振り返りなどできないまま新年に。
いろいろ怒涛だった2019年。
締めくくるべく、Facebookに投稿していた内容にちょっと加筆して、振り返ってみたいと思います。
2019年の感想「この世の中は知らないことばかりだった」
私の本業はパーソナルコーチングの提供。
このお仕事を通して、かなり色々なジャンルの人に触れていると思っていました。
会社員の時にはいろんな意味でお会いしたことない、話したことがない人たち。
出会うたびに世界が広がっていたけど。
今年の広がり方は、その比ではなかったです。
以下、列挙。
- コシタ生誕。どえらくかわいい。
- コシタ&オオシタに会いに、連日人が来てくれる。
- ダウン症その他障害を持つ人の世界に気づく
- 医療的ケア児とその家族の存在を知る
- スタートアップであるパーソナルコーチングサービス『mento』さんへのアドバイザー兼いろいろ屋さんでの参加
- 突然やってきたコーチングブームに戸惑う
- 金目の会、年内分完走!(確定申告準備完了)
- 体は動けないが、頭だけ空いている時間が増えた結果、やりたいことが爆増する
一つ一つにいろいろ書きたいけど、そうなるとこのブログが永遠に投稿されない気がするので自粛。
(特にmentoさんについては、最高なサービスなのでどこかで触れたい)
この2019年をいい年だった、楽しい年だったと言えるのは、私やコシタに関わってくださった方々のおかげです。
本当に、本当にありがとうございます。
いつも楽しく、いつも悔しい1年だった
私の人生における目的は『人それぞれが違うからこそ楽しめる、パレードの参加者を増やすこと』、そして『パレード自体を続けること』、と言語化しているんだけど、コシタの存在を通して広がる世界はこの目的が私の芯から生まれていることをなんども実感させてくれました。
子供がくれるたくさんの幸せ、子供を通した体験、人の優しさ、びっくりするほどたくさんのことを体験できてとても楽しい1年であった一方、
自分の無力さが悔しかった。
自分にあるたくさんの「知らなかった」が腹立たしかった。
また、産後も変わらずコーチングをさせてもらえる幸いはあれども、
(時々聞こえるであろうコシタの発声を許してくれる、現クライアントさん方の心の広さには感謝しかない)
お断りすることになってしまったクライアントさんも多数。
授乳中は体はできることは何もなくなるけれども、頭の中はすることがない。
そんな時にふと思い出して、歯痒い気持ちになったりもしました。
特に授乳中にブログに書きたいことが浮かんだ時、そしてその後の寝かしつけ時に忘れたときの虚無感といったら!!!
…ん?あれ?
しかし、思い出してみれば2019年の意図は『ちゃんと悔しがる』だった。
や、やったー!
(突然のポジティブ)
2020年をどう過ごして、生きていきたいか
2020年、年始からコシタの心臓の手術が控えており、今年がどう転がるのかは未知数ですが、どんな年にしていきたいか考えた時にふと浮かんだ言葉は、
『当たり前を下げない。当たり前を広げる』
でした。
今生きるのが息苦しい社会と言われているのはきっと、『当たり前』『普通』に設定されているレベルが高いから。
みんなあれもできて、これもできて、あれも持ってて、これも持ってる。
間違えちゃダメだし、失敗は怖い。
「それができない私はダメなんだ」
そんな叫びをコーチングで聞くことがよくあります。
客観的に見ると、どんなスーパーマンになろうとしとんねん、という話で。
でももちろん当人がご自身を置いている世界観においては、それが真実で、本当に苦しいことだと思います。
多分、我が娘コシタはスペックやスキルでいうと、できないことが多い。
多くの人が頭の中で設定している『当たり前』の条件は満たすことが難しいことが多いでしょう。
じゃあ、当たり前のレベルを下げればいいの?
でもそれって、この子たちのことを見くびってると思うんです。
じゃあ、どうしたらいいんだろう?
って考えた時に、「あぁ、『当たり前』を広げればいいんだ」と思ったんです。
できることが当たり前、やらないことが当たり前、というスキルベースではなくて、
できる人がいるのも当たり前だし、できない人がいることも当たり前という人それぞれの多様ベース。
だからコシタたちを受け入れられない人もあり。(もちろん寂しいけど)
ただ、受け入れて欲しい私と受け入れられない人は両方この世に同時に存在してもいい。
それを表現するのが『広げる』かな、と。
さいごに
子供が減ってるといいます。
発達障害を持った子が増えているといいます。
アメリカ版Facebookの性別選択の欄は58種類もあるといいます。
世界にAIが広がっていくと、違いの分布はより明確になっていくことでしょう。
隠して隠れて、見つからないようにバレないようにというのはきっと難しくなっていく。
私とあなたは全然違う人だし、
あの人とあなたは違うからとてもいい。
そうなるしかなくなっていく。
きっと私たちはその岐路に立っているのではないでしょうか。
そこに母として、コーチとして、ただの個人として、自分を使っていきたいなと思ったのでした。
やたら長い新年の抱負を読んでくださり、ありがとうございます。ここまで読まれてお気づきでしょうが、文章書かなさすぎてもともとなかった筆力が激下がりしております。
2020年はもうちょっとパソコンの前に座れますように。
ブログもnoteも書きたいことたくさん。
コシタ9ヶ月、やっとこさ6kg。ハイハイはまだ。
オオシタ38歳、だいぶ重い。腰が痛い。
両名ともに、2020年もよろしくお願いします!
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