お客様のご感想

「誰かがなんとかしてくれると思ってました。」甘ったれとのご対面。

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ヒーターが壊れて震えながら、改めて自分のいる環境の幸せに感謝しきりのコーチ よーん(@yawn_c) です。

壊れて1週間。
昼の太陽の暖かさとか、外出先のお店の温度にひたすら感動。

私たちは自分の環境を調整しながら生きていけるという幸いを持っているということを再認識しました。

今回壊れたのは室外機なので、私には(場所的にも技術的にも)どうしようもないのですが、その他当たり前に使っている物も当たり前だと思わず、ちょっと大切にしていきたいなと思いました。

寒いのつらい・・・。

『やりたいこと』欲しいけど、ない。ぐるぐる。

先日、セッション中での出来事です。
仮にNさんとさせていただきますね。
(ブログで公開の許可はいただいています)

Nさんとのセッションは2回目。

やりたいことが欲しい。
でもやりたいことなんかない。
わくわくとかよくわからない。

自分の環境ではできることなんてない。
嫌なことならたくさんある。
言ってやりたいこともいっぱいある。

そんなことを繰り返し口にするNさん。

そんなNさんに

「あなたはどう感じてるの?」
「あなたはどうしたいの?」

繰り返し問いました。

「わからないから、コーチングでお・・・・・・
アーッ!!!!!!!」

突然の大声。

私もびっくりしましたが、なんだかNさんもびっくりしています。
何が起こったのでしょうか。

「小さい頃習ってたピアノと一緒!」

Nさんは言いました。
「ピアノと一緒のスタンスでいました!わー、びっくりした。」

どういうことでしょう?

どうやらNさんは幼い頃、ピアノを習っていたそうです。
近所に住むお姉さんの弾くクラシックがかっこ良くて、自分でお願いして習いはじめたよう。

でも結局止めてしまったようです。

何故なら練習を、自分でしないといけないから。

Nさんは『お姉さんのように』弾きたかった。

だからこんな練習曲したくない。
練習しないからうまくならない。
うまくならないから弾きたくない。
ピアノつまんない。

「かっこわるいのが怖かったんです。」

指使いが難しい。これじゃあ弾けないかもしれない。
そんな自分かっこわるい。
頭がいいと言われている。
器用だといわれている。
できないなんて。

耐えきれない。

「だから、『やらない』を自分から、選んでたことに気づきました。」

「そしてそれは『今』とまったく一緒です。」

まずは自分で『やる』と決めること

「自分がやると覚悟を決めないで、なんかうまいことコーチングで私のがんばらなくてもできるところ見つけてよー!とか甘えたことを考えていました・・・。」

実はこれ、最初非常によくあることです。

自分に自信がないから、誰かに教えてほしい。
誰か自信にあふれてる人が教えてくれるのなら、その責任はその自信のある人だろう。
『できること』じゃないから、できなくても自分のせいじゃない。

だからさぁさぁ誰かよ、引き出してくれたまえ。

うふふ。
いい甘ったれですね〜。

自分を動かすのはいつだって『自分』です

コーチングを最大に活かすためのポイントは、『自分がやる』と決めること。
そう、自分次第なんです。

これは独りでやると同意ではありません。>
自分勝手とも違います。

自分の行動のど真ん中に自分を置いて

恐れ、悲しみ、喜び、楽しみ、怒り、
それを受け入れて、
それを持って、

『自分』がやるんです。

自信なんかいらないです。
覚悟だけで大丈夫。
甘ったれたっていいんです。

そこにちゃんと気がついて、自分がそれを望むか、真っ正面から見る覚悟があれば。

その為にコーチがいるんだから。

ちなみに私はお試しのサンプルセッション時に「やるべきだ!やるべきだ!」とすすめることはせず、「今やる!と思った時に連絡ください」とお伝えする理由はここにあります。

まずここから、『自分がやる』が始まると思っているからです。

Nさんはここで気づきました。

『自分がやる』というところに視点を動かしたら、視界がクリアになった。
見えてくる世界が、情報が変わったと言われました。

「なんか・・・やっとスタートラインに立った気分です。」

これからNさんとはコーチングの中で、自らを掘り下げたり、価値観を探ったり、いろんな旅をしていくことになるでしょう。
旅の行き先を決めるのはコーチではありません。
Nさん自身です。

どんな旅になるのか。
それが心から、とても楽しみです!