セミナー

現在地もわからず山に登るかい?第1回 #タスク管理セラピー 開催しました!

毎日「時間がない!」と叫びがちな方、こんにちは。
先日行いました第1回タスク管理セラピーについて、簡単ながらどんな感じだったか、ご報告しますね。

そもそも何故タスク管理?

まず最初は足場を揃えましょう。
佐々木正悟さんより、タスク管理の有用性についてのお話が。

知らないどこかに行くとき、多くの人は地図を見るでしょう。
そしておおよその見当をつけるはずです。

そして地図が活躍するのは、実は帰り道。
行きは気合で行くこともできるでしょう。目印がわかりやすい時もあります。
では、帰りは?

山なら致命的です。
体力もなくて気合では乗り切れないのに、道がわからない。

山ならわかりやすいですね。
でも、日常でそういった扱いをしていませんか?

気合は信用できるものではありません。

時間管理・タスク管理に対しての全体質疑

さて、足場としてタスク管理の必要性をご理解いただけたところで、佐々木さんと大橋悦夫さんによる、事前にいただいている質問に対してのお話を。


そうそう。
自分がびっくりするほど同じパターンで動いているということは、記録を取ってみないとわからないんですよね。

そして不思議なのが「記録を取る」となると、途端に『窮屈になる』という勘違いをする方も多いんです。
記録はあなたの説明書づくりのために必要なもの。

過去も未来も関係ないぜ!なんてロック風の自分に憧れる人もいるでしょうが、ロックなあの人だって、突然演歌や沖縄民謡を作曲できたりはしません。
「関係ないぜ!」と言いつつも、頭に浮かぶメロディーにはある程度のパターンがあるのです。

記録を取って「よかった!」と思うために、まずはこういうイベントで乗っかってみて、記録を取り始めてみてください。

記録が気持ちを楽にする、助けてくれるということについて、ちょっと古いですが佐々木さんのこちらの記事がとてもわかりやすいです。

無駄に自分を責めるのではなく、心構えができる、ということですね。

個人の課題ごとにテーブルを分けてのワーク&質問


個人のプライバシーを尊重した結果、パンダが増殖していますが気になさらないでください。

大橋さんテーブルは『記録から始める』。
タスク管理の基礎から。
聞くところによると、大橋さんの実際に使われているツールをたくさん見せてもらった様子。

いっぺんにあの域に行くのは大変ですが、まずは一つツールを決めて行動ログを取ってみましょう!
(専用ツールでもいいし、スマホ標準装備の『メモ帳』とかでも、ぜんぜんOK)

佐々木さんのテーブルは『予定から始める』。
外部からどんどん予定が入って、変更して・・・を繰り返す人には参考になったのではないでしょうか。

富さやかさんと、大下のテーブルはいろいろな質問受付テーブル。
特に『たすくま』開発者である富さんからはたすくまの使い方を。
大下は質問が得意分野なので、タスク管理をしたいのにできない『詰まりどころ』を明確にするお手伝いをさせていただきました。

今回は懇親会がめちゃくちゃ充実していた!

今回は第1回ということもあって、皆さんのお話を聞くべく、懇親会が4時間もありました…(꒪⌓꒪ )

細々とした質問なども、聞いていただけたと思いますが、ツールの使い方の質問が多かったかな。

このご要望から、次回のタスク管理セラピーではツール自体の説明をするテーブルも設けることにしました。
たすくまがー!TaskChuteがー!使い方がー!なんて方は、次回はしっかり質問してくださいね!

ところで、懇親会。
とても美味しい料理がたくさんあったのですが、何故かこの一枚しか写真を撮っていない私のポンコツぶりを笑ってください。

揚げたパスタです。
ほら、とってもフォトジェニック。

次回開催は6/23(土)

1回話を聞いたよ!できるようになったよ!ババーン!

と、できるようになればいいところなのですが、現実そうはいきません。

まずは1週間記録を取ってみてください。
そしてそれを修正したり、発展させながら1ヶ月取ってみてください。

何か見えてくることがあるはずです。

私は実際自分らしい使い方を始めるために3ヶ月かかりました。
その都度佐々木さん主催の勉強会に行って、ツールの使い方を聞いたり、自分の思い込みを修正したりしていました。

タスク管理セラピー、次回の開催は6/23です。
「できたー!」「途中で混乱したー!」
「記録は取ったけど、活かし方がわからなくなったー!」なんて方は、この場を使いに来てください。

https://oshitachie.com/task-kanri-therapy02/

さいごに

なぜ記録を取るか。
自分を知るためなんですよね。

自分が何に心動かされて、何に揺さぶられるか。

それが記録されているモノって、愛おしくないですか?
単なる『やったことリスト』的な価値では、もったいなくないですか?

最後に、大橋さんが本会で言われていた名言で終えたいと思います。