さて、新年もはじまったことですし、神様達に今年もよろしくのご挨拶しなきゃね。
東京だったらどこ行ったらいいんだろ。
地元の氏神様とー・・・ん?
初詣は1つの神社だけ?
何言ってるの。初詣は三社参りでしょ?
・・・え?
そんなことしない?まさか?!
我が家は昔から三社参りしてたよ?
・・・と、いう訳で調べてみました。
すると驚くべきことがわかったのです・・・。
三社参りは九州・中国地方の風習
まず驚いたのはこれ。
福岡生まれの父を持ち、広島生まれの母を持つ私。
前述のようにお正月、初詣と言えば神社を三社参るのが当然だと思っていたのですが、これは九州(特に福岡)及び中国地方限定の風習のようなのです。
つまり、うっかりこのブログを読んでしまった方々の大多数が、そもそも何に驚いたらいいのかわからないということに(笑)。
(驚いて!)
何故、九州及び中国地方のみで広まったのか、理由ははっきりとしていないそうです。
三社参りのいわれ
そもそも三社参り自体のいわれもはっきりしていない様子。
有力なのはこの二説。
- 元々朝廷が伊勢神宮、石清水八幡宮、賀茂神社の三社に詣っていたため、庶民にも風習として広まった。
- 元々、自分の家系や先祖の守り神である『氏神』、自分が産まれた土地の神様『産土神(うぶすながみ)』、そして今自分が住んでいる土地の『鎮守神』を詣るもの。
ちなみに江戸時代、福岡藩主の黒田家では住吉神社、日吉神社(山王)、筥崎宮にお詣りしていたそうです。
1.についてはどれも関西の神社なのですが、関西には三社参りの風習はないようなので
2.の方が納得できるな、と個人的には考えています。
ただ、私個人としては、産まれてから引越しまくっているので、氏神様と産土神様を一緒に回るのはちょっと難しいな…。
鎮守神の調べ方
年の初めももちろんですが、引越したときなどご挨拶したいときもありますよね。
でも土地の神様なんてわからない…。
そんなときは神社本庁に聞くと教えてくれるそうですよ。
さいごに
たかが初詣、されど初詣。
きっと他の地域にもいろいろな風習があるのでしょうね。
私は特に信仰している神様というのはありません。
ですが、きっと見守ってくれている何かはいらっしゃると思っています。
ご利益を期待するだけじゃなくて、そんな方達に
「いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします」の感謝を伝えること。
ぜひぜひ気持ちのいい2014年を始めるためにも、新年の『感謝』のお詣り。
行ってみてくださいね!
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