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2016-05-25

コミュニケーションが苦手なんです!【なぜ、この人と話をすると楽になるのか/吉田尚記】

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コミュニケーション、得意ですか?
苦手ですか?


苦手って、なんでなんでしょうね。
なにをもって得意というのでしょうか。


なぜ自分は人とうまくコミュニケーションを取れないんだろう。
うまくやっているはずなのに。
がんばっているのに。


空気が読めない?
適切な言葉が浮かばない?

理由としてあがるものはいろいろあります。


実際、コーチングを受けに来られる方にも「うまく(職場・家庭で)コミュニケーションが取れない」という方は多いです。
そんな人がちょっと安心できて、実践できる。そんな面白い本に出会ったので、ご紹介しますね。

なぜ、この人と話をすると楽になるのか/吉田尚記

ニッポン放送ラジオパーソナリティの吉田尚記氏の書かれたこの本。
吉田氏は自らを『コミュ障』であるとし、そんな彼の試行錯誤と発見が書かれている本です。


コミュニケーションを『ゲーム』とし、ほとんどがサッカーに例えられているので、サッカー経験者などは読みやすいのではないでしょうか。


読んだ中で、私に残ったことが4つほどあるので、そちらをご紹介します。

1:コミュニケーションが苦手で逃げたくなる人はどうすればいいのか

どうすればできるようになるんだろう。

・・・考えますよね。

何かやり方、doingが悪いのか。

もっといいやり方があるのではないか。
どうすればできるようになるのか。


こういったことを考える時、まず大体の方は自意識が過剰です
つまり在り方、beingの問題。


過剰すぎて、提案に対する相手のNoは人格否定に聞こえるし、伝わらないことを自分、相手、どちらかに問題があると考える。


そこで吉田氏が提案されているのは

まず自分に興味がある人なんていないと知ること。

そして自己顕示欲を干からびさせることです。


自己顕示欲と自意識過剰は同じ言葉ではないですが、似てます。

「私の!」「私が!」「私に!」『私は!!」


で、その『私』が通らないことで、悩む。


コミュニケーションは戦いではありません。
協力プレイです。

会話のキャッチボールとはよく言ったもので、片方だけがものすごい球を投げてもうまくいかない。

だから、対戦ではなくて相手と一緒に協力プレーで場を作る練習をするのがいいです。
一緒にゲームを作っていく。


コミュニケーションは自己表現ではありません。

1人だけが激しく自己表現をしているゲームは成り立ちません。
たった一人のストライカーがいるだけで勝ちまくれる試合なんてありません。


1人、自分を表現するために空回りするのではなく、
なにを伝え、なにを受け取り、どのように楽しむのか。


大切なのは一緒に楽しむこと。

孤独に必死で自分を表現しなくても、協力者(相手)がいれば楽しめます。
もしかすると、自分の想定以上に楽しい自分に出会うかもしれませんよ。


そのためにはまず、過剰な自意識に気づくこと。
やり方(doing)を必死に考えるのではなく、在り方(being)をちょっと変えてみましょう。
そして、一緒に楽しみましょう。

2:同じ空気を楽しむための秘訣

とはいえ、どうやれば楽しめるのか。
なにをしてたらいいんだろうとか、考えちゃいますよね。


簡単です。
相手にどんどん喋らせればいいのです。


そのためには、相手に好奇心を持ってみましょう。


あなたはどんな人なのですか?
なんでそれを思ったのですか?
こういう風に見えますね。


先入観、誤解をも恐れずにフットワークを軽く、質問してみましょう。

「悪い感じに伝わったらどうしよう・・・」というのは考えるのは、相手の受け取り方はコントロールできないので、ここでは考えないでください。
むしろ、コミュニケーションを『協力ゲーム』と考えている限りは間違ったパスは修正していけばいいのです。


ちなみに、なぜか時々自分が先に相手に好奇心を持つことを悔しがる人がいますが、それも過剰な自意識の結果です。
劣等感は無視してください。
もしくは、劣等感がムクムクしてきたなぁと気づいて、横に置いておいてください。

自分を優位に立たせようとする過剰な自意識には引っ込んでもらって、相手のためにどんどん質問してください。


相手に好奇心を持つ。
そして、相手のために質問をする。



これは練習が必要かもしれません。
相手が変わると、アプローチも変わるかもしれません。

でも、大切なことは変わらないです。
今すぐ、数を打ってみましょう。

3:会話の中で、今何が起こってるか、気づくには?

今なにが起こっているかわからない!!というときは、一つ一つのやり取りを丁寧にしていきましょう。
勢い、適当になっていませんか?

あなたの相手に対する勝手な思い込みの上で、話を聞いていませんか?


吉田氏的には、サッカーに例えて、トラップ、パス、ドリブルを丁寧に、と言われています。


話している『相手の話』をすべて聞くのが大切。

自分の解釈、自分の心の声、つまり自分の話を聞くのではありません。
(聞くこと・話すことは野望の会の得意分野ですね〜。)


相手をちゃんと見て、話を聞いていきましょう。

4:愚者戦略

自分を相手に伝えたいのなら、自己顕示欲を抑えて、愚者戦略をとるのも一つの手だと吉田氏は言います。


キャラを自分で考えたり、主張したりするのには無理がある。
だいたい、自分が一番自分をわかっていなかったりします。


ただ、自分にとっての弱点ってわかってますよね。
あえて、そこを出してみてはいかがでしょう?

私の友人に「残念なことを引き寄せる」で有名な残念おじさんがいます。
正直すごいです。びっくりするレベルで残念です。そもそも自分を『おじさん』って言っちゃってるし・・・。

でもだからこそ、彼はキャラが立ち、みんなに愛されています。


弱点はツッコミどころ。
だからこそ自分で「私、こういう人だから!」っていうよりも、自分を知ってもらいやすいです。

そして弱点を他の人がわかっていると、助けてもらいやすいです。
できないことを先に伝えていることで、自分はそこを諦め、助けてもらい、得意なことばかりやることができたりもします。


できない=ダメ・負ける の直結ではなく
できない=でもOK!・負けとは関係ない です。


そのためには「助けてー!」と言える勇気が必要なこともありますね。

繰り返しますが、コミュニケーションは勝ち負けではありません。

「助けて!」なんていう、そんな自分はダメだ・・・でも負けたくない・・・はおかしいです。

さいごに

吉田氏のコミュニケーションをサッカーに例えての説明はとてもわかりやすいので、

なんかうまく人とコミュニケーションが取れない・・・。
人見知りだから?
わたし、コミュ障?

と悩んでいる人は、ぜひお手に取ってみてください。


過剰な自己顕示欲を抑えることで、初めて相手が見えます。

相手が見えれば、コミュニケーション『ゲーム』はそこから始まっていきます。


あの人が悪いから、できない。
ここの場が悪いから、できない。

ではなく、自分が変わることから見えるものはどんどん変えていくことができます。
自分から変えていけるんです。


そうすればね、いろんなことに気づけるんです。

そうすればね、安心できる自分を自分で選べます。


人とのコミュニケーションを通して、新しい自分を、自分の可能性を発見できるかもしれませんよ。

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