コーチング

自信さえあれば、自分は簡単に変えられる?

昔から体力だけは妙に自信があるコーチ大下千恵(@yawn_c)です。

運動は特にはしていませんが、身振り手振りが大きすぎるのか
中学時代につけた筋肉がなかなか落ちません。

私を後ろから見て、「逆三角形だ・・・」と言うのをやめてください。

さて、「自信がなくて・・・」「自信が欲しい」。
よく聞く言葉ですね。

コーチング時だけではなく、日常でもよく聞きます。

さてはて、『自信』ってなんでそんなに欲しいんですかね?

ちょっとおもしろいご感想をいただき、掲載の許可をいただいたのでご紹介しますね。

コーチングのご感想

今日はとても気づきの多いコーチングでしたが、
特に重要なキーワードが、「魔法の杖」です。

「自信」というものを「魔法の杖」(簡単に成功に導いてくれるもの)と捉えているという文脈で出てきましたが、

最近の僕は、コーチングも「魔法の杖」と思っていたふしがありました。

コーチングを受ければ自分は、簡単に変えられるといいますか。。。

だから、最近のコーチングでは、
テーマが不明確で、とりあえず話してみて、糸口がないかな~といった、コーチングになっていたように思います。

最後に大下さんから言われた、
〇〇さんは自分で考える能力があるのに「わからない」を頻発しているというのも、
どこかで「魔法の杖」があるからと考えていたからに思います。

すごく大きな気付きでした。ありがとうございます。

また、〇〇と●●(大下注:ご自身の成功体験)は
コーチングの中で何度も出てきていることかと思いますが、

この2つから成功パターンやヴィジョンを導くというアプローチは、とても視界が広がったように感じます。

この2つ以外にも、自分が心地よかった、気持よかった体験を、洗い出して導いてみることも実践してみようかと思います。

『自信』はただの足跡

「自信がないからできない」
「自信さえあれば・・・」

それ、ほんとかしら。

自信満々な人、案外いっぱいいますよね〜。

ご自身の職場とか見回してください。
いません?

気持ちのいい自信から、気持ちのよくない自信まで様々。

どうです?

『自信』って、そんなに根拠のある素晴らしい物かしら。

やりたいけど
やったことないけど
怖いけど

でも、
やっぱりやりたいから
勉強するし
人にも聞くし
調べるし
行動してみる。

無駄足もいっぱいあるけど

その足跡が
敢えていうなら

未来の『自信』という言葉に成長していくんだと私は思うんです。

『自信』は行動より先に現れるものではありません

「自信がないからできない」ってのは、ちょっと厳しい表現をすると、

「がんばりたくないし苦労したくないし深く考えたくないけど得したい」

そんな風にも聞こえます。

更にいうと

「がんばりたくないし苦労したくないし深く考えたくないけど
あの目立ってる人みたいに目立ちたい、多くの人に愛されたい」

そう。
単に『愛されたい』んです。

だからなんかすごいことをしたい。
こんなめだたない事、コツコツとやりたくない。

ただそれだけ。

自分の心の奥の欲求を、声にならない叫びを
簡単な言葉にして無視しないでください。

「自信がないからできない」のではないんです。
そもそも順番が逆なので、欲しがっても絶対に先には手に入りません。

そういえば去年こんな記事も書いてました。

「誰かがなんとかしてくれると思ってました。」甘ったれとのご対面。 ヒーターが壊れて震えながら、改めて自分のいる環境の幸せに感謝しきりのコーチ よーん(@yawn_c) です。 壊れて1週間。 ...

さいごに

今回感想をくださったクライアントさんは、本当に真摯で、感受性が豊かな人。

だからこそご自身の中の進みたいビジョンと、現実の進行速度、または『決まっている事』とのギャップに苦しまれていました。

そして苦しみの中、ご自身の強みである発想力を手放してしまいそうになっていました。

「自信がないから」

そんなわかりやすそうな言葉で。

なんてもったいない・・・。

でも、もう大丈夫。
この方は気づかれました。

しかも、ちゃんと自分自身で。

自信があろうがなかろうが
あなたの価値は変わりません。

他の人みたいにできない…からこそ、あなたの独自性があるのです。

そして気づかれた先で。

やりたいことに対して
がんばるのか、

やりたくないことに対して
がんばっているのを止めるのか。

この選択は
もうご自身でできるはずです。

どんな一歩目を踏み出すのかしら。
どんな視点で新しく世界を見るのかしら。

どんな世界を見せてくれるのでしょう。

心から
楽しみにしています。