あなたは「変わってる」と言われたい方ですか?
それとも「変わってる」のがばれるのが怖くて、息を潜めている方ですか?
小学生の頃から変わってる、変わってると言われ、輪に溶け込むのが苦手だったコーチ大下千恵(@yawn_c)です。
溶けこめるものなら溶け込みたいので、『変わってる』という状態を避けるべく振る舞うのですが、『変わってる』という言葉に具体性がなさすぎて、結局人と違う選択をしてしまい、また溶け込めないの悪循環。
おかげで『変わってる』と言われるのが怖かったです。
はて、しかしこのループ
本当に悪循環なのでしょうか?
とあるブログからの気づき
先日FBを眺めていたら、 WordPressのコンサルなどをされている『うえせい』さんのブログが流れてきました。
「幸せになる勇気」普通であることを受け入れ、これからの事を考えて生きることにした|うえせいWP.net
子ども時代は、親に愛されないと生きていけないことから、愛される方法を模索します。
「愛されたい」という欲求に縛られている状態だと、自分が特別でないといけないのです。
この為、「褒められようとする」それがダメなら、「悪いことでもして注目を集める」それでもダメなら「反抗する」・・・と、エスカレートしていきます。
このまま身体は大人になっている人はたくさんいますよね。
そんな人は、特別でないと生きていけないという子ども時代の愛されるためのライフスタイルをそのまま引きずっているということなのです。
確かに「普通である」いまのままの自分でも、価値は十分にあると思う(最近思えるようになった)し、目立とうとする必要はないのです。
実はあれだけヒットしているにも関わらず、私はアドラー関連の本を読んだ事がありません。
なので、アドラーの言いたい事に対して私やうえせいさんが正しく解釈できているのかはわかりません。(うえせいさん、ごめんなさい)
でもこちらを読んだ後、最近クライアントさん含め、いろんな方とお話ししてて感じていた事がちょっとまとまってきたんです。
『普通』って、なんだろ?
いきなり否定しますが、私は『普通の人』という存在はないと考えています。
みんな大なり小なりの変人なんです。
変態なんです。
ただ、それを前面に出しているか、出していないかの違い。
私のようになにかへの恐れから、全力で蓋をしている場合があるという事です。
(いやしかし、その場合漏れ出てきて逆に強烈なんだけどね)
一つに偏愛かもしれない。
一つではなく、広くしかし謎のこだわりのある視点を持ってるのかもしれない。
それはわからないです。
でも守ってもらうため、生きていくため。
生存本能から、「変わっていたい」「特別でいたい」。
もしくは「変わってると思われたくない」。
そうやって、自然に漏れ出てる自分の変態性をねじ曲げているだけなんです。
スターなあの人のようになりたい!目立ちたい!
(自分の変態性をグイッっとねじ曲げ)
目立ってまたいじめられたくない!
(せっかく出てた変態性に全力で蓋)
注目されたい!
注目されたくない!
どっちも不自然ー!!!
さらに話がややこしくなってくるのは、より自分の方が他の人と変わっていたい(いたくない)から、他人の個性に対してマウンティングしちゃったりね。
あんな奴より俺の方が!
なんであの子が評価されるの!
それくらいで選ばれるなんて!
許せない!
・・・嫌だなぁ。
きっと言ったり考えてる方も苦しいですよね。
勝ちも負けもない試合です。
そもそも試合ですらない!
変態ではない人なんていないよ!
諦めちゃってください。
あなたはおかしいです。
変態です。
全員違う人間だもの。
視点が全然違うはずです。
好奇心の方向も全然違うはずです。
そして違うからこそ、他の変態から見たあなたは変態です。
だって、自分が感じてる、思ってる事以外は全部「なんか変」だったりしませんか?
その感覚、そのままあなたにお返しします。
あなたは『変』です。
だから身軽になりたいなら
自分の特別な部分を安心して発揮したいのなら
他の人も特別である事を認めてください。
だから誰もあなたに勝てないし
あなたを脅かしたりしない。
特別すぎて、走ってる道が違います。
競おうにも、『一般的』基準なんてものはありません。
『一般的』は社会が望むただの『平均値』です。
自分は特別かもしれないけど
特別でありたいかもしれないけど
他の人も特別である。
だから何かに合わせたり、蓋したり、逆に無理やり変わった事しようとしなくていいです。
合わせようとしてるなら、やめてください。
蓋してるなら、開けてください。
変わった事して目立とうとしてるのなら、一回本当の自分の声を聞いてあげてください。
それ、あなたの役割ではないでしょ?
何かがおかしくて、なんだかニヤニヤしてしまうあなたの世界。
早く素直に見せてくださいよ。