この世の中に2種類の人がいるとすれば、自分は『選ばれない方の人だ』と決めつけてる人だったコーチよーん(@yawn_c)です。
特に出来ることはないし、人の言うこと聞けないし、転校を繰り返しているから友達も常にリセットされるし。
あぁ、神様がいるのなら選ばれない方の人として自分をつくったんだな。そんなことを思っていました。
繰り返します。
『思っていました』
なぜ過去形になったか。
それは一つの『決断』をしたからです。
お前は誰だ!
何をするにせよ、お前は無理だ。
そんなことする資格がない。
バカじゃないの?
こんなことばかり言うがいるとして、そんな人と一緒にいたいです?
私には無理だなぁ・・・。
距離を置いてしまいますね。
人を攻撃できる高慢さを持っているなんて、きっと説得も無理だもの。
でもね、これ自分にやってないですか?
どんな人と一緒にいるのが心地よいですか?
一緒にいたい人、つき合いたい人、選んでますよね?
友達はわかりやすく選んでいますよね。
部署移動ごとに現れる会社の人でさえ、距離を置いたり流したりなにか距離感を調整しているはずです。
そして、
尊敬できる人、好きな人の話を聞きたいと思っているはずです。
受け入れたいと思っているはずです。
「おもしろい!
いいね!いいね!
君のこういうところすごく好き!」
そんなことを言ってくれる人です。
実は最初に出てきた「お前には無理だ」なんてことばっかり言っている人。
これは自分の中の心の声です。
自分の中の臆病な人の声です。
臆病だから、行動が怖いから、あなた自身を守りたいから
「行動しないでー!
諦めてー!
置いていかないでー!」
そうやってあなたに向かって悲鳴を上げているのです。
自分では何もせずに。
選択肢はあなたのもの
繰り返します。
尊敬できる人、好きな人、定義は人それぞれです。
それは親友と呼ぶ関係かも知れません。
それはメンターと呼ぶ関係かも知れません。
でも自分が好きだな、尊敬できるな、という人と
自分に悪口ばかり言う人。ダメ出しばかり言う人。
心の奥底から一緒にいたいと思えるのはどちらの人ですか?
恐らく前者でしょう.
大切にしたいと思うのも前者のような存在だと思います。
でも、本当に大切に出来ていますか?
『褒められるのとか、めっちゃ苦手なんです!」
前者はあなたを承認します。
あなたのできるところ、魅力的なとこ、長所、強みを見て、あなたを承認します。
それを『褒める』といいます。
『あるもの』を見る能力がこの人にはあります。
後者もあなたを承認します。
あなたのできるところ、魅力的なとこ、長所、強みの反対側を見て、あなたを承認します。
それを『アラ探し』といいます。
『ないもの』を見る能力がこの人にはあります。
褒められたい!認められたい!と思っていませんか?
当たり前です。
がんばったこと、やったこと、他の人、自分以外の視点からも認められると、なんだかその事実が強固になっていく気がします。
でも、いざ褒められたり承認されたら
「いやいやーっ」「自分なんて」「この程度では』なんていって、自分の好きだ、大事にしたいと思っている人を否定していませんか?
そして
「だからダメなんだ」「調子にのるな」「お前程度では」なんてあなたのアラ探しをして、攻撃する人は受け入る。
これって、これって結構ヒドくないですか?
声を『選ぶ決断』
この好きな人・攻撃する人、他人の話だと思うとわかりやすいと思います。
でもね、これ、自分自身の心の中にいる無数の『自分』の声の選び方、聞き方、それでも同じようなことしてません?
「お前なんてどうせ失敗するぜ」「いやいや、まだ無理だって」「どうせやらないって」そんな声ばかり選んでいませんか?
それでいいんですかねぇ。
あんまりにも自分の『本当に大切にしたい人』に対して、失礼ではないですか?
あなたが一緒にいたいのは、心から望んで選びたいのはどちらの友人ですか?
そもそも君の友達『完璧』な人ばかり?
そもそも現実の友人、尊敬する人、そんな人達は完璧な人ばかりですか?
脊髄反射で即答しないでくださいね。
よーく考えてください。
そんなロボットみたいな人だけじゃないですよね。
失敗したり、抜けてたり、愛すべき間抜けな一面があったり。
すごいそそっかしかったり。
怒ったら震えるほど怖かったり。
でもそこを改善しようと足掻いていたり。
そう。いろんな面がありますよね。
そしてあなたは、それも含めてOKを出していますよね?
それはあなたが海のように広い心を持ってるから?
いやいや、ハッハッハ!
そんなことはないでしょう。きっとここまで読んでくれた方は心にいろんな葛藤を持っているはず。
ただ、だだっ広い心があるわけではないでしょう。
心が広かろうと狭かろうと、好きな人はなんとなく好きなはず。
その程度でいいんです。
根拠なんてなくてもいいんです。
ただ、好きな人と一緒にいたくない人、それが自分の中にいるなーと『気づいて』、
どちらの声を聞きたいか、それは自分が選べる、決断できると『気づいて』ください。
それは簡単なことではないかもしれません。
20、30、40、50年何故か一緒にいたくない人の声ばっかり聞いていたのだから。
新しい習慣を作るんです。
そしてそれは今日から、今からだって作り始めることが出来るんですよ。
知ってました?
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