『タスク管理』をするということは、自分の人生に意図的になることだなぁと改めて気づいたコーチ大下千恵(@yawn_c)です。
そうやって自分の感性を活かすための方法の一つ、『タスク管理』。
『管理』なんて名前だから、固そうに、不自由そうに聞こえますが、タスク管理はタスクからの解放のための方法。
それを知識だけ植え込むのではなく、実際にはじめるための少人数でのレクチャーの場があるタスク管理セラピー。
今回はシゴタノ大橋悦夫さん、佐々木正悟さん、アプリ『たすくま』開発者富さやかさんという凄腕講師陣に加えて、タスク管理ツールの一つ、TaskChuteCloud開発者で音楽家、ベルリン在住のjMatsuzaki氏をお迎えしての開催でした!
▼まさかの第1回と同じ案内板でお出迎え。私のラクガキも残ってる!
jMatsuzaki来たる!タスク管理とは自己管理ではなく『自己解放』!
jMatsuzaki氏は今でこそとてもファンの多い音楽家であり、ブロガーであり、プログラマーではありますが、数年前までは昼寝で1日を消費してしまうことを悔やむ会社員。
これは今自分に何が起こっているのだろう?
jMatuzaki氏はある日、今回のタスク管理セラピー主宰である大橋悦夫さん・佐々木正悟さんを知り、タスク管理を始めたことで人生が好転した一人です。
「自分を変えたい!」と願う人には、一発逆転できる魔法の杖のようなものを求めてる人が多いです。
でも、大事なのは『取るに足らない』と意識もしていない、日常の些細なことをちゃんと知ること。
一か八か勇気を振り絞って、全てを変えてしまうような大きな一発をかましにいくよりも、自分の日々を作っている習慣を変えていくほうがよっぽど効果があります。
それがたとえ『毎週水曜日に爪を切る』『毎週月曜日に机を拭く』ような、一見何を生むかわからないようなことでも。
だって、それの連続が私たちの毎日を作っていますよね。
世界は妄想ではなく、行動に報いる!
日々の取るにたらないと解釈している習慣が未来を作るんですよね。#タスク管理セラピー pic.twitter.com/FOrfZ3r1AG
— 大下千恵(ライフコーチ/飲んでるのは水) (@yawn_c) 2018年6月23日
今はバタバタして、今は忙しいから、いつか、いつか・・・・・・。
そう思いがちだけど、現実を変えるのは妄想ではなくて、行動なんですよね。
タスク管理の基本は『管理すること』ではありません。
基本は『記録すること』。
それは自分の行動を知ること。意識的になること。
我慢してることも、受け身でやってることも、全部知ることになります。
そうなると当然、「次もそれをするの?」という問いと向き合うことになります。
それは自己管理ではなく、自己解放というのは大いに納得!
取捨選択をすることで、どんどん自由になっていけるんですよね〜。
割り込みに振り回される症候群!
『優先順位が決まってないので小さなことに「NO」と言えなくなる』。NOを言い慣れてないから、NOの言い方が下手くそだったりね。
上司の割り込み断る→何故か上司のプライドの話になる→俺のいうことが聞けんのか!
これはもったいない!#タスク管理セラピー pic.twitter.com/NcKuI7kT1J
— 大下千恵(ライフコーチ/飲んでるのは水) (@yawn_c) 2018年6月23日
「タスクシュートをやっては止め、やっては止めしてしまう」人は見返りのあることをやる。だからちゃんと自分なりの見返りを自覚しないと続かないのは当然。
やるだけでなく、それを振り返るのが大事!
jさんは昼寝が減るという見返りが明確にあったと。私は残業がなくなった!
#タスク管理セラピー pic.twitter.com/W2btmGkqx7— 大下千恵(ライフコーチ/飲んでるのは水) (@yawn_c) 2018年6月23日
初心者・経験者混ざってのレクチャータイム
最初の全体レクチャーを聞いてからは、それぞれ個人的な問題を解決すべく、テーブル(島)を分かれてのレクチャータイム。
第1回の時は長い時間をとって1つの島でじっくりお伝えしておりましたが、今回からは前後編に分かれてのお届け。
今回の前半の島は
・記録からの始め方(大橋さん)
・スケジュール、予定からの始め方(佐々木さん)
・たすくまの使い方(開発者富さん)
・TaskChuteCloudの使い方(開発者jMatsuzaki氏)
後半の島は
・記録からの始め方(大橋さん)
・スケジュール、予定からの始め方(佐々木さん)
・たすくまの使い方(富さん)
・会社員としての時間管理の導入の第一歩(jMatsuzaki氏)
・自分の軸の見つけ方(大下)
前半4島、後半5島。
そう。私大下も一つ島を作ってみました。
(せっかくだから、タスク管理系の島に行くことを強くオススメするけれども!!)
私は前半は大橋さんの島のお手伝い・・・否、お邪魔をしに行っていたのですが、そもそもの記録を取る考え方や自分が止まってしまうパターンなどを相談する参加者の方に、説明するだけではなく、のちのち参照できる記事を紹介されたりしていました。
私も大橋さんのブログを熟読し、ご本も読んでるけど、やっぱり生で話を聞くと納得感が違うなぁ・・・と実感。
TaskChute EXCEL版を使っての実演もあったり。
やっぱりEXCEL版はすごい使いやすかったー!(私は始めた時はEXCEL版を使ってました)
この写真は、タスクの分類、振り返り、分析などに使えるプロジェクトの考え方についての話ですね。
そして、この大橋さんの手の向きが不思議だなぁ・・・。
さいごに
このタスク管理セラピーは一発で成功するためのセミナーではありません。
むしろコーチングや塾のようにお使いいただきたいんです。
一度聞いて、実際に日常で試してみる。
試してみるとはじめて、疑問やよく立ち止まってしまうポイントが見えてくる。
うまくいかないことがわかることは、とても大事です。
多くのセミナーは1発で終わってしまうので、そのあとが消化不良で終わりがち。
しかも人それぞれ、違った消化不良になるのです。
それではもったいない。
だから、何度もこれる場を、そして自分の個人的な疑問を解消できる場を作りたかったんです。
せっかく受けて得た知識を、「あー、できなかった〜」で終わらせてしまうのはもったいない。
何度か来ていいんです。
その疑問点を解消してほしい。
自分を管理するために使うのではなくて、自分を自由にするために活用してほしい。
そんな願いから、テーマが分かれた複数のテーブルをご用意しています。
自分の人生の選択を自分が、意図的に行うために。
自分をどんどん解放して、おもしろいことをできる人が増えるように、この会も進化していきますぞ〜。
ぜひ遊びに来てくださいね!
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