とうとう夏が来てしまった。
汗っかきなので、可能ならば一日中何かしら水の中にいたいコーチよーん(@yawn_c)です。
皮膚が弱くて塩素に負けるので、プールに通いまくりができないのがしょんぼりポイント。
でも自転車で行ける範囲にスポーツ施設としてのプールがあることを知ったので、今年は時々行ってみようと思います。
夏が好きな人は、夏が来ると思っただけでワクワクすると聞きます。
人の気持ちの動きは本当に多様なんだなぁと、季節からも思う次第。
『ワクワク』で生きる・・・もしかしたら私は違うかも。
本日はちょっとした言葉遊びのような、屁理屈のようなところからはじまります。
ワクワクを源泉として生きる。
よく聞きますよね。
外部からの刺激を動機とするのではなく、内発的動機で動く。
これは絶対に重要なことだと思います。
ちなみに自分を動かすものがわからない方に、この本のワークはオススメ。
でもね、私実は『ワクワク』という言葉に違和感があるんです。
感覚としての言わんとしてることはわかる。
私の中でも大切にしている『ワクワク』が指すと思われる感覚はあるのですが、方向性は同じ気はするんだけど、なんだか違和感なんですよねぇ。
個人的な『単語』の感触の重要性
私はコーチとして『価値観』をよく扱います。
それには問いや、言葉の感覚はとても重要。
例えば、『充実感』にあふれたあなたを想像してください。
そのときに感じる感覚は色に例えると何色ですか?
この問いは私が非常に多用する問いです。
だっておもしろいんです。
人によって全然違う色を想像しているのですから。
それは情熱的な赤であったり、
日だまりのようなオレンジであったり、
閃光のような白、
お腹から深呼吸できるような緑・・・
そもそも口に出している『赤』でさえ、色の記号に合わせたらイメージしているものが違うかもしれません。
あ、ちなみにこの問い、
デザイナーさんなど特定の職種の方に行なうと、時々記号のようなもので返答があります。
#ffffff???
・・・いいんです。
ご本人が納得されれば。
・・・全く問題はございません。
話が逸れました。
要は同じ『充実感』というものでも、人によってイメージしている状態が違うということです。
私を動かす擬態語はなんだ!
で、『ワクワク』への違和感の話です。
私にとって『ワクワク』とは・・・
待ってる感じ。
映画の前。
ジェットコースターが登る時。
当選者発表の前。
遠足の前日。
ふむ。
なんだか受動的なイメージを持ってるんですね。
興奮の前、みたいな感じ。
じゃあ
もっと
動きたくなる。
止まれない力。
私にとってそんな擬態語ってなんでしょうねぇ。
映画の最中感じていることは?
ジェットコースター降りるとき感じることは?
当選者が発表されたら?
遠足の当日は?
実は今回の記事、2ヶ月くらい前に書いて寝かせておいたものなんですけど。
今、答えが出てるんです。
それは『ウキウキ』。
私は
ワクワクからのウキウキに気持ちが進み、ウキウキし続けることを望んでいるんです。
いや、こう・・・文章にするとなんかアホっぽいのですが個人的にはかなり納得しています。
そんなに激しかったら続けられません。
例えるなら鼻歌を歌う感じ。
リラックスして、楽しんでる感じ。
で、更にウキウキするために
誰かのウキウキの種を発芽させるお手伝いができることが好きだったり
それを阻害するものに怒りがわいたり、悲しみがわいたり
個人としてウキウキできる道を進もうとしている方の応援だったり、
事業としてそれを産み出そうとしている経営者の方々のお手伝いができること
これをやっていきたいんだな、と一気に腑に落ちたわけです。
さいごに
私における『ワクワク』の違和感や、例として出した『充実感』の感覚の違いにもあるように、言葉ってとても繊細。
言葉にはこだわった方がいいです。
辞書に書いてある意味や語源だけじゃなくて
あなたにとっての『言葉』。
自分にとって腑に落ちる言葉が増えれば、自分を表現することは難しくなくなっていきます。
そもそも自分に違和感を感じることが少なくなってきます。
たとえ何かの本で「これだ!」と特定の言葉をさしていたとしても、
本は考える材料です。
絶対的な真理ではありません。
もし何か自分にとって大切そうな『言葉』に違和感があるのなら、きっとあなたオリジナルの表現があるはず。
是非考えてみてくださいね。
余談。
ちなみに『野望の会』では、人の『野望』を聞くということを通して、自分の思考と『言葉』を結びつけていきます。
主役は登壇者ではなく、参加者の方。
自分自身の源泉を、聞き取りに来てくださいね!